2017/09/28

越冬準備の前にしておきたいこと

品種ごとに繁殖させた愛好家の方は多いと思います。

越冬準備を進めるには少し早い。

と思いましたので、その前にしておきたいことについて書いておきます。

【越冬は難しいか?】
自然下のメダカにとって越冬はとてつもなく厳しいことです。
しかし、これに人の手を少し加えるだけでだいぶ楽になるのです。

【深さのある容器が冬を越しやすい】
冬の寒さは放射冷却によるものが多く、地べたから冷えることはあまりありません。
表面が凍る時期なども、ある程度の水深を確保することで底のほうでジッと耐えることができます。
あまりにも浅い容器ですと、冷え込んだ気温をもろに受けてしまうのと、覗き込んだ時などに逃げ惑い、それそのものがストレスになるのと外傷(粘液がはがれる程度ですが)を負ってしまい、そこから春先に感染症を発症することに繋がります。
ですから、30㎝ほどの深さがある容器のほうがストレス軽減にも役立ちますし、サッと逃げる際にも一気に底に潜るだけなので外傷を負うリスクも減らすことができるのです。

【黒い容器よりは明るめの色の容器を】
冬は日が極端に低く、日照の恩恵を受けづらい時期です。
黒い容器で越冬すると活性が異常に低く推移しますし、明るめの色の容器ですとある程度ですが活性の高さが窺えます。
極論ですがガラス水槽などで越冬すると、越冬している感が全くないくらいに活性が高いです。
これは日の光が豊富に得られるからなのでしょう。
色物の褪色などを考えるとなかなか踏み込めませんが、様々な要素を考えたうえで越冬する容器を選定すると良いでしょう。

【越冬する前に】
大まかな選別を済ませておきましょう。
越冬や春先の立ち上がりで致命的なのは過密な状態であることです。
過密ゆえに全滅することもあり得ます。
上から下まで越冬に臨んで過密ゆえに上から下までの全てが死んでしまうのはあまりにも勿体ないです。
大まかな選別だけでもしておき、過密な状態での越冬を避けるようにしましょう。

【大まかな選別って?】
活性が高い今のうちに選別容器に入れて横から見てみましょう。
明かな骨曲がり、ヒカリ体型のヒレの大きな狂い、透明鱗の系統でいえば透明鱗か否か、幹之でいえば光が思っているほど伸びていないものなど、そういった選別だけでもしておけば飼っているメダカの1/3が取り除けるはずです。
こういってしまっては良くないと思いますが、選別から落ちるものは雑多でも過密でも良いと思います。
反面で選別に受かるものはゆったりした環境で冬を高確率で越すという方が良いと思います。

【ゆったりとした環境って?】
水量20リットルに対して4ペア程度、10匹残したいならば最低でも30リットル、20匹残したいならキングタライクラスの容器を。
上記を目安にしてみてください。
1か所に集中させると1匹が感染症に罹ると全滅の恐れがあるので1品種に3つは容器があると良いと思います。

【上記を参考にして越冬プランを立てておく】
あくまでもブログで発信していることは当店の考えをベースにしているものです。
1つの情報として捉えて、参考にできるところは参考にして、越冬プランを練っておくようにしましょう。
どの情報を参考にしても良いと思いますが、1つ確実に言えることは行き当たりばったりでは失敗するということです。
必ず越冬に際してはプランを立てて越冬前にはメダカをいじりすぎないようにしましょう。

いかがでしたでしょうか?
越冬前の準備が、どれほど重要なものかが分かると思います。
春先に発症する病気は越冬前の扱い方1つで起こることだということも分かりますね。
春先に起こることは春先に起こっているだけのことであって、原因は今の時期から越冬前までにあるということも分かっていただけるかと思います。
是非参考にしてみてください。
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こんにちは
50Lプランターですと2センチ位のサイズ何匹位入れて飼育されてますか?

yyさま

50Lのプランターであれば2㎝ならば30~40程度が飼育可能ですが、その容器で継続して飼育して成長させる場合は20匹程度まで減らします。
最終的には10匹くらいにすると大きく立派に育ちます。
随時、選別して良いものだけにしていくと大変見ごたえがある容器になると思います。

返事ありがとうございます。
やはり選別できるときに随時やるべきですよね、最近寒暖差のせいか過密気味の容器のメダカが調子を崩してしまい 水換えや底の掃除、餌の量も考えながらやっていただけに、ショックでした。

yyさま

失敗したな~って思う時もありますが、それを経験しながら、どんどん色んなことをできるようになると思うので楽しみ学んでいきましょう(^O^)