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2018/11/26

ダルマ作りの考え方

今日は定休日でした。

ブログ更新をする時間もあるので続けていきます。

楊貴妃錦ダルマ。


ダルマもいれば半ダルマもいる感じ。

こんな感じで繁殖を行なうと、

仔はたくさん生まれますので選択幅が広がります。

現物セット品の販売ページ

例えば本格的に短いダルマ同士のペアからは、
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受精率が悪く、

数十匹の仔しか得られないとします。

仮にダルマになる確率が100%だったとして、

得られるダルマ個体は数十匹です。

では、半ダルマを含めた繁殖親にした場合は、
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受精率もグンと良くなり数百匹の仔が得られます。

普通にメダカを繁殖させていれば数百匹という数は驚かない数字でしょう。

仮に500匹殖えたとして、

そのうちの半分がダルマになっていたとしたら、

250匹のダルマが得られることになります。

残りの半分は極端には長い体つきではないでしょうし、
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やや短めみたいなのとか、

半ダルマなどのダルマ作りの親として適した個体を選抜しておけば良いと思います。

特に屋外飼育の場合には越冬のことも考えると、

泳ぎが満足ではない個体は屋外で淘汰させるか、

比較的に水温の下がらない室内での観賞用にしておいて、

泳ぎの上手な個体を選抜して越冬させることを勧めています。

無事に越冬したものは体質的にも強い個体でしょうし、

繁殖親として優れた個体だと思います。

あとは模様の好みや色の好みを選定していけば、

さらにダルマ作りの楽しみが増えるというものだと考えています。

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2018/03/08

効率良く育てるための選別

今日はブラック黄金ヒカリのタライから全個体をすくいあげて選別しました。

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結構います。

この状態でずっと飼い続けると、

過密になり成長が止まってしまいます。

数を減らせば成長を促すことができます。

数を減らすっていうのは簡単な選別をして形の悪いものなどを別容器へ移動することです。

まず見るのは背骨の曲がりです。

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こうしたものを全部が大きくなるまで育ててから選別するというのは、

効率が悪いと考えています。

できるだけ早い段階で良いものだけがタライで成長をする。

っていうのが理想だと思っています。

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ヒカリ体型の中でも体型に狂いが出づらい系統ですが、

たくさん殖やして選別をすれば、やはり形の悪いものもいます。

例えば、この子は大きくならないな~と日常から思っていて、

選別をしてみれば大きくなれない要素がそこにあった。というのは珍しくないです。

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これは尾びれが窄んだ形のように見えますが、

今日は水温が低かったので「今日のところは残し」ですね。

後日に選別漏れになる可能性もありますが、

水温が上昇して活発になれば良い体型をした子かもしれません。

選別は一度に行おうとするとしんどいものです。

時間がある時に目に付いたものだけ選別漏れにしていく

というのが、気持ち的にも時間的にも体力的にも楽だと感じています。

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背骨以外も見ていきます。

これは尾ひれの乱れと呼んでいます。

ヒカリ体型の尾ひれは上下の真ん中あたりに一本線が入ったようになりますが、

それが上にズレているというものです。

2枚のヒレで構成されている上下対称の尾ヒレですが、

それが上のヒレだけ小さくなっているというのは、

普通体型に戻ろうという作用があるのかもしれない。

そう考えています。

正しいヒカリ体型ではないといえるでしょう。

「そこまで見てるんですか?」

というお客様もいますが、

店主が行なっている選別はお客様が繁殖に使いたい種親を選んでいるわけですから、

当然のことでしょう。

そこまでしてくれなくても良いという方は、

当店のミックスメダカ(通称100円メダカ)から気に入ったのを選んでほしいな~って思います。

とにかく飼いたい。上からの観賞だからそれほど選別にはこだわらなくて良い。

そういった方にはミックスメダカの舟は面白くてしょうがないと思います。

っと、話が逸れました。

結局のところ、今日は70匹程度がタライを泳いでいましたが20匹ほどを選別漏れとして、

タライに戻ったのは50匹程度になりました。

こうやって、数を減らしながら過密状態を避けて大きくしていくのが良いと思います。

1サイズ上がる前に、もう一度選別したいと思います。

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品種としてリリースしている以上は、

水準を上回っている子をお客様に販売できれば良いと思います。

ほとんどのお客様がメダカを飼うほかに「繁殖させること」を目的としていると思います。

繁殖させたときに良い子ばかりが生まれてくるのが理想だと思います。

ぜひ、めだか夢やで購入したメダカを体感してほしいと思います。

現物セット品の販売ページ

まとめ買いセットの販売ページ

いずれも頻繁に更新していますので、ぜひご覧になってください。

週末は暖かい予報が出ています。

ぜひ、遊びに来てくださいね。
2018/02/14

確実に進歩している

ここ数日、日に日に来店されるお客様が増えていると感じられるようになりました。

いよいよ、閑散期を脱出か!?

早く脱出したいです。。。

今年の強烈な寒波も

長い長いトンネルの出口が見えてきたように感じられます。

当然ながらまだまだ寒い日もあるでしょうが、

三寒四温って言葉を早く使えるくらいの陽気になってほしいものです。

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先ほど通販にアップした全身体内光のヒレ長です。

現物セット品の販売ページ

ノーマル全身体内光と比べたら完成度は劣りますが、

それに迫る勢いで進歩しているのが分かります。

パンダ肌のものが大半だったF2に比べてもF3は透明鱗肌が多くなりました。

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全身体内光を初めて導入したころのボンヤリしたのを今の完成度に高めた経緯を辿ることで、

どういった肌になれば全身体内光としての完成度が上がるのかがわかります。

そのへんはコツコツと完成度を高めた者のほうが、

進歩の過程を理解しているので、

作るのはもちろんですが、

お客様に完全なる完成までの道筋を説明したりするうえでも、

わかりやすく説明できるようになります。

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全身体内光そのものは透明鱗幹之から派生したものなので、

全身体内光のちょっと手前が透明鱗の気が強いものと考えて間違いないでしょう。

実際に透明鱗幹之のヒレ長を作っている過程で、

かなりの数の全身体内光個体が出てきます。

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全身体内光ならではの側面の光沢も現れ始めました。

こうなってくると、本格的に全身体内光らしいなって思います。

コツコツと好きなメダカを進めているだけなんですが、

こうやって結果が良くなってくるのを実感できることで、

さらに楽しくなってきますね!

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画像の5匹でいえば中心に写っている個体の透明鱗の気がとても強いです。

それ以外の4匹は全身体内光としての完成度が高めである。

そんなふうに分析することもできて、

このあたりの芸っていうのは、

透明鱗or非透明鱗といった単純な領域ではなく、

その中間であり、その中間の範囲の中でも、その度合いが違ったり、

その許容範囲がある中で精度を高めていくっていうのは、

作り手としてあって、作り甲斐のあるメダカだと思っています。

現物セット品の販売ページ

これから「春先」といわれる寒暖差の大きな時期に入ります。

餌のやりすぎなどは病気発症のリスクが伴います。

メダカには春に向けて十分な体力を付けてもらいたい!

そういったお客様が続けてお買い求めくださっているのが活きミジンコです。

みじんこの販売ページ

メダカとあわせてお買い求めください。

どれくらい効果のあるものかは、

買って使い続けているお客様が1番よく分かっています。

ぜひ、お試しください。

明日も13時~15時で売店を営業しております。

ぜひ、遊びにいらしてください(^O^)

2018/02/09

星河、ブルースターダスト、青ラメ幹之

ひさしぶりに、このメダカ。

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青ラメ幹之。

現物セット品の販売ページ

興味がある方は探してみてください(^O^)

久しぶりに作ったというか殖やしました。

ひさしぶりに写真撮りしてみると、なんだか新鮮です。

うちで、青ラメダルマをセット販売していることがありますが、

その系統とは別系統のものです。

黒ラメ幹之(N)っていうのがあって、

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これですね。

これも現物セット品の販売ページにいます。

っと、話を戻して、

その黒ラメ幹之(N)を去年の春に殖やしてたら青に分離したペアがいたので、

そこから更に繁殖させたというものです。

(N)って?

うちでは黒ラメ幹之(J)と黒ラメ幹之(N)で分けて管理しています。

JはJ楽庵系統。NはN飯系統。

ついつい、店でもジェイ楽庵とかエヌまんまとか口走ってしまいます。

静楽庵さんにも猫飯さんにも失礼極まりないというか、

お客さんに聞かれるので口癖になってしまいました。

(J)は黒しか出なくてオーロラ感が強くて、(N)はJに比べてシックな雰囲気で、青、白も分離で出てきますが、

ものすごく綺麗ですよ~。っていうのが口癖です。

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この青ラメ幹之は、

星河、ブルースターダストの名でも有名なメダカです。

青幹之のラメメダカで目指すところが一緒だったことからも、

同列に扱って良いものだと思っていますが、

「メダカって同じなのに色んな名前があって困るよね~」

って、よく言われます。

「まあ、あんまり気にせず、これは〇〇っていう名前と☐☐って名前でも有名なんだって覚えておけば良いんじゃないですか~」

って、ユルユルな対応をしています。

何年か前はその呼称のことについてもっと私も肩肘張ってましたが、

キリがないんで、そんなふうになりました。

青ラメ幹之=星河=ブルースターダスト

これを今日は1つ覚えておきましょうね(^O^)

2018/02/08

全身体内光の可能性

一般的に全身体内光というと、こんな感じですよね。

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体外光が出てない上級個体でのセット組みが一般的には理想とされています。

メスは体外光が出やすいので、ビシッと揃ったものには相応の価値があると考えています。

全身体内光 オス2匹 メス2匹 合計4匹セット②

こういったセットがいつでも組めれば問題ないのですが、なかなか揃わないもので、出入りが比較的に少ないこの時期ならではの在庫かもしれませんね。

この芸は「百式」の名でも有名なんですが、今っていくらくらいでみんな売ってるのかな?って調べてみたんですが、

脱力。。。

百式も全身体内光も売ってるところが何件かしかない(;´Д`)

消えちゃわなければ良いんだけど。

まあ、発展した形を追ってると思うので、スタンダードな型はしっかりと残していきたいと思います。

発展した形は当店でも作っています。

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体外光ありって感じの上見ですが、

横も光っています。

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これを追って4シーズン目になりました。

メダカ百華っていう本があって、それのvol3で紹介されてる画像のが最初の分離から拾った親なんですが、



その頃のに比べて程度は良くなったか?数は増えたか?

数は増えたと思います。

その当時の親個体レベルのを今は販売品にできているので発展は確実にしているんだと思います。

全身体内光 横光り ジュエル オス2匹 メス2匹 合計4匹セット

横も光ってるのって美しいというか凄みがあります。

透明鱗幹之から派生している芸っていうのが良く分かります。

おそらく透明鱗の遺伝が出現しつつ、透明鱗になりすぎてないところがこの芸なのでしょうね。

ヒレ全体が真っ赤という朱赤透明鱗を展示会や品評会で目にしますが、

それを幹之の光が覆うといった感覚なのではないかと思います。

きっかけは体内光だったのに全身体内光ならぬ「全身体外光」がすぐ目の前にきているといった感覚、

とてもたまらないです。

そんな痺れるようなメダカを作ろうという方、現品限りですのでチャレンジしてみて欲しいと思います。

ここまでくれば、あとはヒレ長化させようって感じになり、

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やっと、ヒレ長が全身体内光になったな。という感じです。

それは横見を見ればそう感じますね。

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まだまだ、ジュエルのように全身体内光としての資質が極めて高いものと比べると、

やっと全身体内光になった。

というのが理解できると思います。

松井ヒレ長 全身体内光 オス2匹 メス2匹 合計4匹セット②

松井ヒレ長も初期パンダのものを交配相手に使ったので、

出来上がりが遅くなっているのかもしれませんね。

ジュエルとコンプリートして交配してみるとエライのができるんじゃないかなって思います。

それはジュエルの完成度が高くなった今年に当店でやろうと思っている交配ですが、

全身体内光は美しい!と思えて、

プロブリーダーと同じレベルで交配をしてみたい!

というスーパーマニアな方がいれば、

ぜひぜひ、チャレンジしてほしいところです。

人気がないのか、作りづらいのか、それとも途中で飽きてしまうのか、

ヒレ長の全身体内光っていうのがネットでは見当たりません。

「全身体内光」が良いのか、「全身体外光」になるようなのが良いのか。

それが違えば選別を変えていく。

その選別にメダカが結果として残り応えてくれる。

こんな楽しいことないと思います。

店主はこれほどまでに選別の意図通りに応えてくれる全身体内光っていうメダカが面白くてたまらないのです。

今の仕事であるメダカが面白いって思える自分がとても幸せだと思います。